GROHEのある暮らし

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心も身体も癒される。
秘密基地のような住まい。

藤吉秀樹建築計画事務所 藤吉邸

秘密基地で心ゆくまで趣味を愉しむ

東京大学からほど近い住宅街に、一際目を引く五角形の住宅が建っています。ここは、建築家・藤吉秀樹さんの自宅兼事務所。昭和54年に建てられたRC造の住宅を5年前に購入して躯体のみを残しフルリノベーションしました。
1階は設計事務所、2階はLDK、3階は寝室とテラスを配置。壁を抜ける部分はすべて撤去し、窓からの光を部屋の隅々まで導きます。「休日は友人を招き、このテラスでバーベキューをしています」と藤吉さん。テラスの階段を上った先には展望台のようなスペースがあり、風を頬に感じながら東京の街並みを一望できます。

自邸のコンセプトは、趣味を心ゆくまで愉しむ秘密基地。オーディオ鑑賞が趣味の藤吉さんは、電気の質にこだわるほどの本格派です。東京は、家やビルなどの機器から出る高周波ノイズなどが電線を伝わり幹線に入り込み、音質に悪影響が出てしまうため、オーディオ用に太陽光発電を導入。リビングの天井は意匠的に天井に陰影を与えながら、音響的な効果もある木製ルーバーをしつらえて、空間全体に音が広がるようにしました。また、大音量を流せるよう、壁や窓ガラスの防音性を高めています。
自家製の電気と選び抜かれた機材で、お気に入りの音楽や映画を愉しみ、日々の疲れを癒します。

暮らしに溶け込む家具のようなキッチン

オーディオ機器がずらりと並ぶリビングの横には、ダイニングキッチンが配されています。ミニマルな佇まいのキッチンは藤吉さんがデザインしました。

「機能性を持ちつつ、シンプルで余計なものが見えないように設計しました。設備だけれど、家具のように暮らしに溶け込むものにしたいと思っています」

キッチンのワークトップは、手入れしやすいよう滑らかで艶のある素材クオーツストーンを採用。吊り戸棚は扉の枠が見えない立法体のキューブに見せ、シンプルさを追求しています。水栓は、グローエの「グラシア」を設置しました。

「『グラシア』はシンプルで機能美。僕の設計コンセプトとも共通しています。必要最低限の形にも関わらず、エッジを効かせているところも非常に好みです。それでいてビルトインなのも素晴らしいですね」

グラシア」は世界初のハンドシャワー付き混合水栓一体型電解水素水整水器。1つの水栓から電解水素水、浄水、酸性水、水道水の4つの水を使い分けられます。多彩な機能がありながらも、優雅な曲線とクロームの輝きが美しい、シンプルでタイムレスなデザインです。

水道水から不純物を取り除いた「浄水」と、浄水を電気分解して生成した「水素水」と「酸性水」、「水道水」の4種類の水が使い分けられる。

水素水は酸素みたいに生活に欠かせないもの

藤吉さんが整水器の存在を知ったのは、今から40年ほど前。お客様から「胃が悪いから整水器がないと生活できない」と要望を受け、設計に取り入れたのがきっかけでした。ご自身も幼少期から胃弱体質だったこともあり、整水器を使用するようになりました。

「水素水を飲むようになってから、胃の不調が嘘のように治りました。そのままでも飲みますし、水素水で淹れたコーヒーや紅茶をボトルに入れていつも持ち歩いていますよ」

けれども、当時の整水器は、給湯器のような壁掛けタイプや置き型タイプしかなく、デザイン性に優れたものはありませんでした。「10年前、『グラシア』が発売されたときは感動しましたね」と藤吉さんは振り返ります。
機能はもちろん、美しく、飽きのこないデザインが気に入り、すぐに自宅に設置しました。

「水素水をつくり出す際に出る酸性水はコップに貯めておき、キッチンの掃除に使用しています」と藤吉さん。

「デザインも機能もとても気に入っていますし、自分自身で水素水の良さを実感しているので、お客様にもできる限り提案していますよ。僕にとって水素水は酸素のように、生活には欠かせません。今後も『グラシア』を使い続けていきたいです」

身体の調子が良いと、自然と心も穏やかになります。藤吉さんは秘密基地で心身を癒し、今日も素敵な住まいをつくっていきます。

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